八甲田ロープウェー

　360°のパノラマが楽しめるロープウェーでゴンドラはなんと101人乗りです。山麓駅から山頂公園駅までの間は、標高差650m、走行距離2459m、移動時間約10分で到着する田茂萢岳山頂駅（たもやちだけさんちょうえき）からは、さらに八甲田の山並みだけでなく、陸奥湾（むつわん）、津軽（つがる）・下北両半島や津軽平野そして岩木山と振り返っても見渡す限りの絶景です。冬季・春季のスキーや樹氷見物はもちろん、特に初夏の新緑と秋の紅葉は見逃せません。

八甲田ロープウェー株式会社
住所：青森県青森市荒川字寒水沢１番地１２
TEL：017-738-0343

八甲田ゴードライン

　八甲田ロープウェーの山頂公園駅から湿地帯に続く約1時間の美しい散策コース。「ゴード」とはひょうたんの意味で、遊歩道が8の字形に整備されていることからこの名がつきました。このゴードラインは赤倉岳、井戸岳、大岳の美しい光景を眺めながら歩ける時計回りがお勧めです。登山初心者でもウォーキング感覚で登山が楽しめます。30分のショートコースは湿原展望台まで行って戻ってくるプランです。8の字を一周する60分コースはアップダウンが多少ありますが、高山植物展望台や山々を見渡す眺望など絶景が楽しめます。冬季は積雪により散策路は見えなくなり、更に吹雪くと方向を見失う恐れがあるため初心者には危険です。夏でも羽織れるもの一枚はご用意ください。

八甲田ロープウェー株式会社
青森県青森市荒川寒水沢国有林内
TEL：017-738-0343

萱野茶屋（かやのちゃや）

　萱野高原に古くからある休憩所として親しまれており、付近には八甲田山や雪中行軍遭難記念像などがあります。3杯飲めば長生きできるという三杯茶を無料で飲むことができる。酸ヶ湯そば、筍おでん、マタギラーメンの他に、笹のもち、そば饅頭やごへい餅などメニューが豊富です。山菜などのお土産も揃っています。

住所：青森県青森市横内八重菊62
TEL：017-738-2428

城ヶ倉大橋（じょうがくらおおはし）

　南部と津軽を結ぶ国道394号の最大の難所と言われた城ヶ倉稽古奥に平成7年に完成した全長360ｍの美しいアーチ橋。上路式アーチ橋としては日本一の長さを誇ります。

形式：上路式２ヒンジソリッドリブアーチ橋、鋼重3,430ｔ
有効幅員：１１.５ｍ
橋の高さ：１２２ｍ
総工費：８７億円
橋の両側にトイレ有り・冬期間通行可能

住所：青森県青森市荒川南荒川山

酸ヶ湯温泉（すかゆおんせん）

　３００年の歴史を誇る国民保養温泉指定第一号の温泉です。500人を収容可能な木造の一軒宿です。大浴場のヒバ千人風呂はとても有名で、名産の酸ヶ湯そばや凍豆腐が楽しめます。登山、観光の拠点になっています。

住所：青森県青森市八甲田山１番地
TEL：0177-38-6400

地獄沼（じごくぬま）

　かつての爆裂火口跡に湧き出る温泉が溜まってできた沼。立ちのぼる湯気と硫黄臭からこの名が付きました。沼の奥は泉温が90度にもなり立入禁止になっています。このため、草や木の生えない荒涼とした景色となっています。

住所：青森県青森市荒川字南荒川山国有林内
青森市観光交流情報センター
TEL：017-723-4670

睡蓮沼（すいれんぬま）

　傘松峠の程近く、標高950ｍの高地にある沼です。水芭蕉、自生するエゾヒツジグサ、紅葉が楽しめます。

十和田市役所
住所：青森県十和田市法量谷地国有林内
TEL：0176-23-5111

元湯猿倉温泉

　山中の静かな一軒宿として７０年以上の歴史があり、南八甲田の登山口の拠点となっています。温泉は湯質、湯量とも東北一といわれ、源泉の温度は８０度以上あります。１０ｋｍ以上離れた地域まで引かれ、一帯の温泉の元湯になっています。

住所：青森県十和田市奥瀬猿倉1番地
TEL：0176-23-2030　

谷地温泉（やちおんせん）

　日本三秘湯の一つ谷地温泉は、素朴な一軒宿は湯治・日帰り客に人気です。宿の軒下の川は岩魚が住み、刺身や塩焼きが名物です。冬には運がよければ窓の傍までやってくるテンを見ることもできます。近くの谷地湿原は５～６月に水芭蕉が咲きます。

住所：青森県十和田市大字法量字谷地1　
TEL：0176-74-1181

銅像茶屋・雪中行軍遭難記念像

　明治35年（1902年）旧日本陸軍歩兵連隊が耐寒訓練中に遭難しました。参加者の210人のうち199人が死亡し、その時佇立したまま仮死状態で発見された後藤房之助伍長をモデルとした象像が八甲田山をバックに立ち、悲惨な軍事遭難を後世に伝えています。

青森市観光交流情報センター　
住所：青森県青森市横内字八重菊
TEL：017-723-4670